みなさん、こんにちは!
元ネイル業界OLのさやくまです!
ジェルネイルをする際に使うLEDライトですが、みなさんは何を基準で購入しましたか?
同じ36Wのライトでも、プロ用メーカーが出しているライトなら2~3万円もするのに、一般向けのライトなら3000円ほどで買えたりしますよね。
でも同じ36W…
ライトはそう簡単に買い換えないからこそ、何が違うのか知って購入するライトを選びたいですよね!
そこで今回はLEDライトの特性に触れながら、LEDライトの正しい選び方をご紹介します!
LEDライトの硬化の仕方
LEDライトは光がまっすぐにしか進まない上に、反射せず直接光のみで硬化します。
UVライトのように反射光でも硬化すれば、少ないW数でも反射して爪に光があたりますが、直接光だと光の数が少ないとそれだけ爪に当たる光も少なくなってしまいます。
そのために、W数が少ないと硬化できていない場所がでてきてしまいます。
W(ワット)数について
W数は光の量と思っておいてください。
このように、W数が多いほど光が多く出ているので、その分様々な方向から光を当てることができ、広い範囲をカバーできることがわかります。
W数が少なくても上手く当たれば硬化できますが、光の道筋は目に見えませんので、確実に全ての箇所を当てるのは難しいということになります。
W数はどのくらいがおすすめ?
全ての指を一度に硬化するのであれば最低でも24Wぐらいのドーム型ライトが必要になってきます。
また、1本ずつ硬化するミニライトの場合でも12Wぐらいないと、爪全体を確実に硬化することは難しいです。
じゃあW数が大きい方がいいのかな?
そうとも限りません。
W数が多くなるとその分一気に硬化するので、硬化熱で爪が熱くなってしまったり、ジェルが曇ってツヤが消えてしまうといった問題も発生しやすくなるのです。
こういったことから、W数は36Wが一番問題なく使えるオススメです。
プロだけが知っている、W数の秘密
36Wと書いてあっても36Wあるとは限らないというのが業界の秘密の一つです…
『〇〇W~〇〇Wなら36Wと記載してOK』
というルールが定められていますので、その値が限りなく下限に近い場合もあるし、上限に近い場合もあるということです。
このあたりで、一般向けとプロ向けメーカーの差が出ている可能性は高いと思います。
波長について
ジェル用ライトを買う際に、W数以外に波長が書かれていることはご存知でしょうか?
実はジェルを固めるにはこの波長が最も重要な要素です。
現在販売されているLED対応のジェルの多くは385nm~415nmの波長で硬化します。
ジェルを買う際に、そのジェルがどのくらいの波長で硬化するのかというところを必ずチェックしておきます。
ライトやジェルを買う際は、お互いが波長をカバーできているかを必ずチェックするようにしてください。
ライトの波長の幅を超えたジェルを使っているとW数が大きくても固まらないので、波長のチェックは最重要です!
☆家にあるライトは385nm~410nmの波長が出る
→390nmで固まるジェルを購入
☆家にあるジェルは400nmで固まる
→390~415nmの波長が出るライトを購入
☆家にあるライトは400nm~415nmの波長が出る
→385nmで固まるジェルを購入
メーカーを合わせて購入が一番理想
プロ用メーカーは、必ずジェルとライトを同じメーカーで揃えることを推奨しています。
同じメーカー同士は波長はもちろん、硬化不良が起こらないようにベストな組み合わせで作られています。
ジェルネイルは繊細で、少し条件が違うと硬化不良が起こったり、表面が曇った仕上がりになることがあります。
綺麗に仕上がらない原因の1つに、ライトとの相性が悪いことがあげられます。
それを防ぐには同じメーカーのものを使うのが一番なのです。
そういった点で、プロ用のメーカーはジェルとライトを組み合わせて製品を作っているので優れています。
一般向けのライトもライト自体の本質は変わりませんが、ジェルとの相性を考えるとライトと合わせたジェルは販売されていないことが多く、完璧とは言えない仕上がりになります。
最後に
今回はLEDライトを選ぶ際に見るべきポイントをご紹介しました。
ライトの販売ページを見てみると、W数だけが大きく書かれていることが多いので、波長まで気にしたことが無かった方も多いのではないでしょうか?
もし、お手持ちのライトとジェルの組み合わせが合っていないようなら、一度波長を調べてみてくださいね。
実際にネイリストが使っているおすすめライトは下記の記事で紹介していますので、ライトの購入を検討している方はぜひご覧ください!
この記事がLEDライト選びの参考になれば幸いです。
コメント
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