コロナ禍になってからアルコール消毒をする機会が増えて、マニキュアやジェルが曇ってしまったり取れやすくなったと感じていませんか?
実は、ネイルはアルコール(エタノール)に弱いんです。
かといって消毒しない訳にもいかないので、アルコール消毒をしてもネイルを綺麗に保つために対策を行いましょう!
✔ネイルがアルコール消毒で取れる理由
✔アルコール消毒をしてもネイルを取れにくくする方法
ネイルはなぜアルコール(エタノール)で落ちる?
成分による影響
マニキュアやジェルを落とす際に使う除光液は『アセトン』と『エタノール』という成分で作られているものが一般的です。
アセトンがネイルを落とすと思われがちですが、エタノールも油脂を溶かす効果があるためエタノールでもネイルを落とすことができます。
ネイルを完全に落とすには、エタノールをしっかりとネイルに染みこませる必要がありますが、何度もエタノールを触っていたりすると多少は落ちてしまうものです。
ちなみにアルコールとエタノールの違いは、簡単に説明するとアルコールという大分類の中にでエタノールやメタノールという小分類があるイメージです。
一般的にはアルコール=エタノールを指すことが多いです。
乾燥による影響
アルコール消毒を繰り返すと皮膚のバリア機能が低下し、水分を守る機能が弱くなり手が乾燥する原因になります。
これはアルコール消毒をしている方ならなんとなく感じたことがあるのではないでしょうか?
そして、この乾燥がジェルネイルには大敵です。
手や指先が乾燥すると、皮膚は水分や油分を出そうとする機能が働きます。
水分や油分が多く作られてしまうことで、ジェルネイルが浮きやすくなってしまうのです。
他にも、指先が乾燥すると爪のひび割れや2枚爪が起こりやすくなるので、結果的にネイルが剥がれやすくなる原因となってしまいます。
アルコール消毒に負けない対策
コロナ禍ではアルコール消毒は欠かせない存在ですよね。
ネイルの持ちが悪くなるからといってアルコール消毒をしない生活は難しいかと思います。
そこで、ネイルに一工夫加えることで、コロナ禍でもネイルを楽しめる方法をご紹介します。
マニキュア(ポリッシュ)の場合
マニキュアはジェルに比べるとアルコールで溶けやすいため、表面の曇りだけでなく、場合によってはカラーまで落ちてしまう場合もあります。
マニキュアをアルコール消毒から守るためには、表面をしっかりとコーティングするのがオススメです。
といっても、どんなにしっかりコーティングしても落ちてしまうので、マニキュアを綺麗に保つには『トップコートの重ね塗り』がオススメです。
やり方はとても簡単です。
2~3日に一度トップコートだけを塗り重ねます。
こうすることで、アルコールで曇ってしまった表面にツヤを戻し、下のカラーに影響を及ぼすのを防げます。
ジェルネイルの場合
ジェルネイルの場合は、表面の曇りと乾燥を防ぐ必要があります。
マニキュアに比べると表面への影響はあまり受けませんが、塗った時に比べると表面のツヤがなくなっていることがあります。
気になるようであれば、表面を軽くサンディングしてトップジェルを重ねて塗るとツヤが復活します。
ジェルネイルの場合は、乾燥により完全に取れてしまうことの方が多いので、『ハンドクリームやネイルオイルなどで常に保湿をしておく』ことがオススメです。
アルコール消毒のたびに保湿するのは大変ですが、気付いたときに保湿しておくことが大切です。
ネイル専用のオイルやクリームを使えば、手全体に塗る必要がないので、消毒した後にハンドクリームを塗るのに抵抗がある方はこちらもおすすめです。
最後に
今回は、アルコール消毒でネイルが落ちてしまう原因と対策方法についてご紹介しました。
リモートワークが増えてネイルを始める方も多くなったようですが、普段ネイルをしない方だとネイルに関してよくわからないことも多いですよね。
ネイルに関する様々なことをご紹介していますので、気になることがあればぜひ他の記事も参考にしてみてくださいね!
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