最近少しずつ人気が増えてきた爪全体に張り付けるネイルシール(ジェルネイルシール)をご存知でしょうか?
あまり有名ではなかったネイルシールも最近はだんだんと種類が増えてきて、実際どのくらい使えるのか・どのくらい持つのか気になる方も多いかと思うので、今回は100均で買えるネイルシールの質を実際に付けて検証してみました。
今回は、100均の中でもネイル商品の種類が多くて有名なセリアのネイルシールを使用してみましたので、レビューを書いてみたいと思います!
ネイルシールとは
ネイルシールというと、少し前はネイルした上にワンポイントとして貼るシールのことを指していましたが、最近はこれに加えて、爪全体に張り付けて、マニキュアやジェルの代わりを果たすタイプのネイルシールが登場しました。
もちろん両者ともにネイルシールと言います。
爪に貼るシールという意味では同じものですが、前者はより高度なデザインを目指す際に使われることが多く、後者はより手軽にネイルを楽しむためのもので、ネイルチップの代わりのような役割も果たします。
レビュー
ここからは実際に使ってみた感想を書いてみます。
今回は、セリアの「貼る♡ジェル」というネイルシールを使用しました。
使用したのは上記画像の透け感を出すタイプのカラーです。
付ける際の感想
プチプラでないネイルシールと比べて若干シールに分厚さを感じましたが、その分上手く貼れなかった時のやり直し(剥がす)もしやすく、これはこれで使いやすいと感じました。
ただ厚みがある分、爪との密着度が減るので剥がれやすいかもしれません。
かなり長い爪にも対応できるように長めのシールになっているのはとてもよかったです。
一度失敗して貼りなおすと粘着力が一気に弱くなってしまったので、できるだけ一度で貼り付けることを意識した方がいいと思います。
ネイルシールの貼り方についてはこちらの記事で詳しく説明しているので、よければ参考にしてみてください。
完成の見た目
ネイルシールを爪に貼って完成した画像です。
台紙に乗っているときはくすみカラーでそこまで透けて見えなかったのですが、思った以上に透け感のある色味で薄い色を使用した部分は自爪の色がはっきりとわかる仕上げになりました。
爪が長い方や自爪の色が気になる方は、自爪の色を整えるベースコートを先に塗ってから使用すると綺麗に仕上がると思います。
ジェルのようなぷっくり感はないものの、遠目にみればマニキュアとなんら遜色はありません。
右手はトップコート有り、左手はトップコート無しで仕上げていますが、近くで見なければあまりわかりません。
取れるまでの過程
ここからは、どのくらい持ったのかご紹介します。
トップコート有りと無しで比べてみましたので、参考にしてみてください!
条件
【共通】→ 下地にベースコート使用
→ 手の使用頻度は家事やお風呂で水に触れる機会は多め
【右手】→ 利き手、トップコートあり
【左手】→ トップコートなし
今回、検証を行った際の条件はこちらです。
冬場なので爪が乾燥していて白っぽい見た目が気になるのと、少し脆くなっているのでパラドゥのネイルファンデーションを下地に塗っています。
ネイルシールはベースコートを塗っていても塗っていなくても使えるので、下地のカラー調整や爪の強度アップがしたい方はベースコートを塗ってからネイルシールを使うのもおすすめです!
※ベースコートを下地に塗る場合は1日しっかりと乾かしてから使ってください
個人的には、トップコートを塗って仕上げると、乾かす必要がないというネイルシールの超メリット部分を崩してしまって面倒くさいので塗らずに済めば嬉しいなと思ってます(笑)
1日目
トップコートあり(右手:利き手)
親指と人差し指のよく使う2本は爪先がやや剥がれていますが、左手と比べると剥がれ具合はマシに思えます。
それ以外の指は全く剥がれる気配もありません。
ツヤは塗った時と比べると落ちていますが、左手と比べるとまだツヤツヤして見えます。
トップコートなし(左手)
人差し指の剥がれ具合が激しく、扇状に広がってしまっています。
爪にくっつけようと手で押さえてみてみましたが、少し剥がれたところにホコリが付いてしまったようで爪につかなくなってしまいました。
一部剥がれるとホコリが張り付いて黒くなるので汚く見えます。
こちらも右手と同じく、親指と人差し指のみ剥がれています。
2日目
トップコートあり (右手:利き手)
人差し指の少し剥がれていた部分に亀裂が入り、破れてしまいました。
剥がれていた部分が破れてなくなったことで、ペラペラと浮いている感覚がなくなりしっかり密着しています。
親指は端の方が剥がれていますが1日目と特に変わらない状態です。
トップコートなし (左手)
こちらも人差し指に亀裂が入り、シールが破れてしまっていてかろうじて爪にくっついています。
検証のため付けたままにしていますが破れた部分は早く切り取りたいです(笑)
新たに中指も少し剥がれてきましたが、親指・中指の剥がれ具合は爪先1mmほどが剥がれたりくっついたりを繰り返しているのであまり気になりません。
3日目
トップコートあり (右手:利き手)
2日目と比べて全く変化はありません。
剥がれ落ちた人差し指も、剥がれた部分から更に剥がれることはなく、しっかりとくっついています。
その他の指も剥がれる気配はまったくありません。
トップコートなし (左手)
親指・人差し指・中指の剥がれていた部分が全て欠けて無くなってしまいました。
こちらも右手と同じく、剥がれていた部分が無くなったからかしっかりと爪に密着したように思います。
7日目
ほとんど変化が無くなったので少し飛ばしました!
トップコートあり (右手:利き手)
小指が新たに少し欠けましたが、全体的にはほとんど変わりませんでした。
トップコートのきれいなツヤは完全に無くなり、曇ってしまっています。
むしろ何も塗らなかった左手の方がシールのツヤが出ています。
検証のため今回は追加のトップコートはしませんでしたが、持ちを良くしたり、ツヤを保つためには2~3日に一度トップコートの重ね塗りが効果的です。
トップコートなし (左手)
よく見ると欠けたところが少しずつ大きくなってきているように見えますが、こちらも右手と同じく3日目からはほとんど変わりませんでした。
見た目のツヤが残ったままで欠けた部分以外はとても綺麗な見た目をしています。
使ってみた感想
まずは、思った以上に綺麗な状態で長持ちしたので大満足でした。
マニキュアよりも手軽なのに綺麗な見た目&長持ちなので、子育て中の簡単セルフネイルはネイルシールをリピしようと決めました(笑)
シールの数が多めに入っているので、欠けたところだけ貼りなおして簡単に復活させられるところもいいなと思いました。
あとは、トップコート要るか要らないか問題ですが、私は「要らない」かな…と思いました。
トップコートを使うと日に日にツヤが無くなっていって曇ったような見た目になってしまったのがとても残念でした。
ただ、持ちに関しては、やはりトップコートありの方がかなり状態はよかったのでどちらを取るか…という感じかと思います。
ツヤが消える問題はトップコートの塗り重ねで解決できると思うので、面倒でなければ塗り重ねてみてください!
最後に
今回はセリアのネイルシールの使用レポを書いてみました。
剥がれ具合などは、爪の状態や指を使う頻度などの条件によって全く異なりますが、セリアのネイルシールを使ってみたい方の参考になればと思います。
次回は別のネイルブランドのネイルシールとも比べてみて持ちの比較などもしていこうと思います!
コメント