【徹底比較】UVとLEDの違いって?それぞれおすすめの使い方を紹介!

UVとLEDの違い
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みなさん、こんにちは!
元ネイル業界OLのさやくまです!

最近はLEDライトやミックスライトが主流ですが、プロのネイリストさんの中には、未だにUVライトを使用している方も多くいます。

私がネイルを勉強していたころ(4~5年前)は、UVは固まるのが遅くて電球の交換が必要で面倒だけど安いイメージ、LEDは早く固まるけど高いイメージがありましたが、最近は印象がガラッと変わりました。

LEDライトでも数千円で手に入って、むしろUVライトは手に入らなくなってきましたね。

ジェルもUVのみに対応しているものはほとんどなくなって、UVでもLEDでも硬化できるものが主流になってきました。

LEDライトが主流になっている今、UVとどんな部分が違うのか、UV・LEDライトの効果を最大限に引き出す方法をご紹介します。

UV・LEDの波長の違い

ライトの波長.

UVとLEDは出ている波長が違います。ジェルネイルで使われるUVライトは約360〜385nmLEDライトは約385〜415nmの波長が出るように作られています。(※こちらの数値は平均値です)

ジェルもライトに合わせて、この波長で硬化するように作られています。
ジェルは商品ごとに硬化する波長の値が決められているので、購入前に持っているライトの波長と合っているのか確認が必要です。

LED対応のジェルとLEDライトを使っても、波長が合っていないと硬化しません。

UV・LEDの光の進み方の違い

UVとLEDでは光の進み方が異なります。

UVは1つの電気から様々な方向に光が進み、ライト内部の反射板に反射して爪に光が当たります。

LEDは1方向にしか光が進まないため、光の道筋に爪が無いと、光が当たらず硬化できません。

最近のネイルサロンでは親指だけ別でライトに入れて硬化するところもありますが、それはこのLEDの光の進み方が影響しています。
手をまっすぐにしてライトに入れると、親指の爪は横を向くので、親指だけ硬化不良が起こりやすくなってしまうのです。

UV・LEDのメリット・デメリット

ライトの違いがわかったところで、それぞれのライトを使う上でのメリットとデメリットをご紹介します。

UVライトのメリット・デメリット

メリット

・値段が安い
・硬化熱が出にくい
・トップジェルのツヤがより綺麗に仕上がる

UVライトを使うネイリストさんの中には、最後の仕上げのトップジェルだけはUVライトで仕上げるという方も多くいます。
LEDに比べるとじっくり固まるので、よりツヤが出て綺麗に仕上がるそうです。

よりツヤを出すという意味もありますが、LEDの高いW数で急激に硬化させると曇った仕上がりになってしまう可能性があるので、そのリスクを無くすという意味合いもあります。

さやくま
さやくま

樹脂アクセサリーを作る方には未だにUVが人気なのはこの理由ですね!
やはりUVの方が綺麗に仕上がるようです。

デメリット

・硬化時間が遅い
・定期的な電球の交換が必要
・UV対応ジェルが減ってきている

使用頻度にもよりますが、ネイルサロンでは本来のW数で使用するには半年ほどで交換が必要です。

電力が弱くなってきていると硬化時間も長くなってしまうので、気付かず使っていると未硬化ジェルを残す原因となってしまいます。

LEDライトのメリット・デメリット

メリット

・硬化時間が短い
・電球の交換が不要

デメリット

・値段が高い
・硬化熱が発生しやすい
・光が強すぎると表面が曇ったり、ブヨブヨになったりする可能性がある

LEDライトの価格は高めですが、1度買ったら電球の交換が必要ない(半永久)ことから、トータル的に考えると、割高というわけでもありません。

他のデメリットも、ライトの機能や使い方でカバーできるので、新しく購入するならLEDライトの方がオススメです。

UV・LEDの効果的な使い方

それぞれメリットとデメリットをご紹介しましたが、最初にも述べたように、ネイリストの中にはライトを使い分ける方もいます。

では、どんな風に使い分けるとより効果的なのかご紹介します。

UVライトの効果的な使い方

UVライトは、付け始めとつけてしばらく経ったときでW数が変わります。

これはライトの性質上仕方ないのですが、LEDのように、硬化するときだけライトを付けると硬化不良が起こりやすくなります。
塗り初めから付けておいて、ネイルが完成するまでずっと付けておくというのがUVライトの鉄則です。

また、UVライトの1番の特権である綺麗なツヤを出す為には、UVライト対応のトップジェルを購入しておきましょう。

トップジェル以外は時間がかかるので、トップだけUVで仕上げるのが1番効率良く仕上がりも良くなる方法です!

LEDライトの効果的な使い方

LEDライトは硬化熱をどれだけ無くせるかで快適さが変わると思います。

最近は48Wの高いW数のライトが増えていますが、その分硬化熱が発生しやすくなってしまうので、『Lowヒートモード』といった機能が備えられているライトも出てきています。

Lowヒートモードは、ライトに手を入れたときは低いW数で徐々にW数を上げてくれるモードなのですが、これによって、最初の硬化熱が感じにくい設計になっています。

ただし、注意点としては、低いW数から硬化を始めるので、硬化時間の目安よりも長めに入れておく必要があります。

お手持ちのライトにこの機能がないという方は、硬化し始めだけ5回ほどライトから手を出し入れしてみてください。
その間に徐々に硬化して、硬化熱を感じにくくなります。
熱くなくなればしっかりとライトに手を入れて硬化しましょう。

ライトのメンテナンスについて

UV・LED共に、ライトの照射部分は汚れが付かないように定期的に拭いてあげる必要があります。

汚れていると本来のW数で照射できなくなってしまい、硬化不良を起こす原因となるので必ず使う前に確認しましょう。

また、UVライトは反射板に反射して硬化するので、側面や底の反射板も綺麗にしておく必要があります。

MIXライト・CCFLライト

ここ2~3年ほどで一気に市場の人気を占めているのが『MIX (ミックス)ライト』や『CCFLライト』と呼ばれるライトです。

こちらは、1つのライトでUVとLED、両方の波長が出るため、UV専用・LED専用ジェルのどちらでも硬化できます。

ちなみに、UV・LED両方対応しているジェルの場合は、LEDの時間で硬化します。

ジェルの中には稀にUVでしか硬化しないものもあるので、こういったライトを買っておくと安心ですね。

ただ、CCFLライトはジェルの種類によっては相性が悪く、うまく固まらないこともあるので、LEDライトかUV/LED両対応のMIXライトを買っておくのがおすすめです。

さやくま
さやくま

CCFLライトは比較的新しいものなので、ジェルが対応していないことが多いようです。
同じメーカーでも色によって相性が悪いこともあるので、何が原因かはわかっていないことの方が多いようです。

最後に

今回はUV・LEDライトの効果的な使い方をご紹介しました。

それぞれの特性を知った上で、使うライトを決めたり、使い方を変えてみてください!

UV・LED・MIX・CCFLライトの特性を比べた上で、
私の一番オススメライトはLEDライトかUV/LED両対応のMIXライトです。

実際にネイリストが使っているおすすめライトは下記の記事で紹介しています。

もちろん、どれが使いやすいかは人それぞれですので、ライトでお悩みの方は参考にしていただければと思います!

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